放射線・放射能検査のご案内
東日本大震災における福島第一原子力発電事故に伴い、全国的に放射能汚染が大きな社会問題となっています。その影響は住民の皆様の生活空間のみならず、水、野菜、食肉、土壌などにも波及しており、放射能測定の社会的ニーズは非常に高まってきています。
弊社ではＮａＩ(Tl)シンチレーションスペクトルサーベイメーター用いた空間線量測定、水・食品等のスクリーニング検査を行っています。
検査対象物、検査方法に関してのご要望につきましては、詳細をお聞きした上、可能な限り対応いたします。
１）空間放射線量測定（現地測定）
●測定機器：NaI（Tl）シンチレーションスペクトルサーベイメーター（BNC社 SAM940-2-GN）
●測定対象：学校、公園、事務所など
●測定項目：環境中の放射線量 地上高0.5ｍ及び1.0ｍ
【報告単位：マイクロシーベルト毎時】
●測定結果：速報結果 測定終了後、直ちに報告。
報告書提出 測定から5営業日
●測定料金：測定地点に応じて以下となります。（消費税別の料金）
1地点10,000円、2地点：17,000円、3地点：24,000円、4地点：29,000円
4地点を超える場合、1地点増える毎に5,000円追加となります。
●その他：上記測定料金の他、測定出張費を頂戴します。
◆本社から10km以上について、1km当たり60円となります。10km未満はご請求いたしません。
（例：20kmの場合、1,200円）
２）放射性セシウムスクリーニング測定
●測定機器：NaI（Tl）シンチレーションスペクトルサーベイメーター（BNC社 SAM940-2-GN）
●測定対象：牛肉、米、麦類、野菜、茸類など飲料水、乳及び乳製品を除く食品全般
●測定項目：放射性セシウム（検出核種をすべて放射性セシウムとして算出）
【報告単位：ベクレル毎キログラム】
●測定方法：食品中の放射性セシウムスクリーニング法（平成23年11月10日厚生労働省事務連絡）
●測定結果：速報結果 サンプル受取から2営業日以内
報告書提出 サンプル受取から7営業日以内
●測定料金：1検体 6,000円（消費税別）
●その他：
・上記の他、水（飲料水、プール水など）、産業廃棄物、土壌の検査を承ります。
詳細はお問い合わせください。
・検体によっては、前処理料（測定できる形状に整える料金）として
1検体2,000円をご請求する場合がございます。（例：牛肉など）
・測定に要する検体は基本的に2kg必要となります。
検体の採取方法については弊社からご連絡いたします。
・測定検体はご依頼者が弊社へ直接持参いただくか、宅配等で送付をお願いします。
・検体の採取を希望される場合にはご相談ください。
・測定後の検体は原則としてご依頼者へ返却いたします。
３）放射能スクリーニング測定（放射性ヨウ素131として）
●測定機器：NaI（Tl）シンチレーションスペクトルサーベイメーター（BNC社 SAM940-2-GN）
●測定対象：牛乳など乳及び乳製品
●測定項目：放射性ヨウ素（検出核種をすべて放射性ヨウ素131として算出）
【報告単位：ベクレル毎キログラム】
◆検体にセシウム等が存在する場合には測定値は高めの値となります。
測定値が暫定基準値を大きく下回る検体は、適時に、より早く、安全側に立った評価ができます。
●測定方法：緊急時における食品の放射能測定マニュアル（平成14年3月厚生労働省）
●測定結果：速報結果：サンプル受取から２営業日以内
●報告書提出：サンプル受取から７営業日以内
●測定料金：1検体 6,000円（消費税別）
●その他：
・上記の他、水（飲料水、プール水など）、産業廃棄物、土壌の検査を承ります。
詳細はお問い合わせください。
・検体によっては、前処理料（測定できる形状に整える料金）として
1検体2,000円をご請求する場合がございます。（例：野菜など）
・測定に要する検体は基本的に2kg必要となります。
検体の採取方法については弊社からご連絡いたします。
・測定検体はご依頼者が弊社へ直接持参いただくか、宅配等で送付をお願いします。
・検体の採取を希望される場合にはご相談ください。
・測定後の検体は原則としてご依頼者へ返却いたします。
４）ゲルマニウム（Ge）半導体検出器γ線スペクトロメトリーによる放射能測定（精密測定）
弊社では提携測定機関へ測定を依頼して（外注にて）対応しています。
料金、測定期間等の詳細については、別途お問い合わせください。
